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読語句

読み 語 句 意 味
あいき 曖 気 げっぷ
あっかい 圧 潰 おしつぶされてこわれること
あっれきおん 軋轢音 骨折部の不規則な表面がこすりあう時の音
あんが 安 臥 楽な姿軸で寝ること
あんぽう 罨 法 湿布
いし 縊 死 首をくくって死ぬこと
いしゅく 萎 縮 組織あるいは臓器が異常を起さずにただ容積が小さくなること
いっけつ 溢 血 血液が血管外の組織に出た状態,
いぶ 頤 部 あご
うか 齲 窩 むしばの穴
うきょく 迂 曲 まがりくねる
うっけつ 鬱 血 静脈血の血液が局所的にたまった状態
うんどうまひ 運動麻痺 運動する働きが麻痺すること
えいん 会 陰 外陰部と肛門の間の部分
えきか 腋 窩 わきの下
えし 壊 死 生体の一局所の組織,細胞が死ぬこと
えんげ 嚥 下 のみくだすこと
おうが 横 臥 横になった時の状態
おうと 嘔 吐 胃内容を食道,口腔を経て外に吐き出すこと
おかん 悪寒(寒) 体温の急激な上昇の際に感ずる寒さで,手足にふるえがくる。さむけとも云う
おけつ 瘀 血 血液の循環が悪いために血が停滞している状態
おふう 悪 風 さむけ
おしん 悪 心 嘔吐するまえの胸のむかつき
おそ 悪 阻 つわり
おうらいかんねつ 往来寒熱 悪感と熱が繰り返し現われること
おろ 悪 露 分娩時と後に子宮腔から排出される分汁液
おんあんぽう 温罨法 温湿布
かいせん 疥 癬 疥癬虫が皮膚に寄生することによっておこる伝染病
がいそう 咳 嗽
かくせい 覚 醒 意識が回復して目覚めること
かくたん 喀 痰 たん
がこうそう 鷲口瘡 カンジダ(鷲口瘡菌)の感染により,口腔粘膜,舌に小さな白色の斑点ができる疾患
かっけつ 喀 血 気管支,肺からの出血を喀出すること
かひ 痂 皮 かさぶた
がんか 眼 窩 眼球の入ったくぼみ
かんかい 緩解(寛解) 痛みや症状が軽減すること
かんけつ 間 歇 一定の時間をおいて止んだり,起ったりすること
かんせい 鼾 声 いびき
がんせん 頑 癬 いんきんたむし
かんとん 嵌 頓 腸や子宮など腹部内臓器官が突出して元の位置に戻れない状態
かんにゅう 嵌 入 はまり込む
かんのむし 疳(癇)の虫 ひきつけ
がんめんそうはく 顔面瘡白 顔色が青くなること
きざい 椅座位 椅子にすわっている状態
きざい 起座位 起きなおってすわった状態
きつ どもること
きつぎゃく 吃 逆 しゃっくり
ぎょうが 仰 臥 仰向けに寝ること
きょうかく 胸 廓 胸をとりまく骨格
きょうきょうくまん 胸脇苦満 季助下全体が張ったような感じで,押すと抵抗を感じる状態
きょうさく 狭 窄 血管等,管腔が狭くなり,そのために通過障害が起きる状態
ぎょうし 凝 視 じっとみつめること
きょうせい 矯 正 欠点を直し,正しくすること
きょうぶ 頬 部 ほほの部分
きょうまく 繋 膜 眼球を包む最外層の膜
きょじゃく 虚 弱 体質的に弱く病気に対して抵抗力がないこと
きょだつ 虚 脱 心臓が衰弱し体力がなくなり瀕死の状態のこと
ぎょりんせん 魚鱗癬 さめ肌
きれつ 亀 裂 ひび,あかぎれ
きんばく 緊 縛 かたくしばること
くかん 躯 幹 からだ
くふう 躯 風 腸内のガスを駆出すること
くもん 苦 悶 苦しみもがくこと
けいがん 鶏 眼 うおのめ
けいれん 痙 攣 筋肉の不随意な発作性収縮
げきこう 激 昂 精神的な悩みに伴う過度の落ち着きのなさ
げけつ 下 血 肉眼で認められる肛門から排出される出血
けっさつ 結 紮 血管をしばって血行を止めること
げんうん 眩 暈 めまい
けんしょう 腱 鞘 腱を包んださや
けんせい 顕 性 症状が現われること
こうがい 口 蓋 口腔の上方の部分
こうさい 虹 彩 眼のレンズの前にある絞り
こうじよう 膠 状 にかわ状
こうそう 咬 創 かまれたきず
こうちゃく 膠 着 ねばりついてはなれないこと
ごえん 誤 嚥 あやまってのみこむこと
ごかい 誤 膾 精神分裂病の特徴である理解不能な障害された会話
こちょう 鼓 腸 腹部にガスがたまり,腹部が膨隆した状態
こうび 擤 鼻 鼻をかむこと
こんすい 昏 睡 意識が完全に消失した状態
こんめい 昏 迷 意識はあるが,ことばも出さず身動きもせずじっとしていて動かない状態
こんもう 昏 蒙 意識混濁の軽い程度で,皮膚を刺激したり眼に強い光をあてると,手や顔を動かす程度の反応行動がある状態
さいたい 臍 帯 胎児と胎蛆を結ぶ紐状のもの,へその緒
さいぶ 臍 部 へその部分
ざしょう 挫 傷 打撲症,皮下損傷,鈍力によって起り,傷を伴わないもの
させい 嗄 声 しわがれ声
ざそう 座 瘡 皮脂腺の炎症のこと,にきび
さんじょく 産 褥 お産したあと子宮収縮機能が回復するまでの間
さんりゅうしゅ 霰粒腫 瞼板内に生ずる慢性炎症性肉芽腫のこと,発赤,化膿などのない点で麦粒腫と区別される
しかん 子 癇 妊娠末期,分娩中および産褥の初期に起こる癲癇(てんかん)に似た全身の痙攣発作で,分娩中とくに多く起こる
しかん(ちかん) 弛 緩 筋肉の力がぬけてたるむこと
じかん 自 汗 発汗剤によらず自然に出る汗
しぎん 歯 齦 歯ぐき,歯肉
しみん 嗜 眠 意識障害の程度が昏睡に至らないもの
しゃくねつかん 灼熱感 やけるような感覚のこと
じゃくらんはん 雀卵斑 そばかす
しゃけつ 瀉 血 血を体外に排除すること
じゃっき 惹 起 症状などを引きおこすこと。
しゅうそ 愁 訴 患者が医師に,体の調子の悪いことを云うこと
しゅうへき 皺 襞 しわ
しゅうめい 羞 明 まぶしいこと
しゅうれん 収 斂 液体の分泌を抑え乾かすこと
しゅくすい 宿 酔 二日酔い
じゅうもう 絨 毛 小腸に多い細かい毛のような突起。消化をつかさどり吸収を容易にする。
しゅじゅ 侏 儒 小人症
しゅそ 主 訴 患者の訴える主な症状
しゅちょう 腫 脹 はれあがること
しゅちょう 主 徴 主要な症状
じゅんか 馴 化 新しい環境になれてゆく過程
しょうえき 漿 液 体腔内面や内臓外面などにおおっている膜を漿膜といいこれから分泌される透明な液をいう
じょうぎゃくかん 上逆感 逆上感ともいい気が上つく状態,即ち,めまい,あくび,吐気,くしゃみ等の症状がある
しょうびしん 薔薇疹 皮膚にできるばら色の小斑点,ロゼオーラともいう。梅毒の二期診
じょくそう 褥 瘡 血管が圧迫されて循環が完全あるいは不完全に停止する場合に圧迫壊死を起す状態をいう。とこずれ
しんかひこう 心下痞硬 みぞおちの部分が硬く重苦しいこと
しんかぶ 心窩部 みぞおち
しんきこうしん 心悸亢進 心臓がどきどきすること
しんぎん 呻 吟 くるしみうめくこと
しんし 浸 漬 液体の表面下におく作用あるいは液体の表面下にある状態
しんじゅん 浸 潤 組織へしみこむこと
しんせん 振 戦 ふるえること
ずげん 頭 眩 めまい
ずぼう 頭 冒 頭に何かかぶさっているような重い感じ
せいしき 清 拭 病人などの身体をふいて清潔にすること
ぜいじゃく 脆 弱 もろく弱いこと
せきちゅう 脊 柱 せぼね
せつ おでき
ぜったい 舌 苔 舌に苔が生えたような状態
せんか 腺 窩 蓋扁桃にある凹んだ部分
せんけつ 潜 血 尿や糞便中になどに存在する,肉眼的には認められない程度の赤血球やヘモグロビン
せんげん 諸 言 うわごと
せんこう 穿 孔 穴があくこと
せんつう 疝 痛 内臓疾患に伴って発作的に起るはげしい腹痛
ぜんどう 蠕 動 消化管にみられる運動の一つで,これにより口から肛門に向かって内容物が送られる
ぜんめい 喘 鳴 呼吸と共に「ゼイゼイ」「ヒューヒュー」いう音
せんもう 譫 妄 うわごと
そうそう 胸やけ
そうは 掻 爬 腔やその他の表面壁から匙状の器具を使って腫瘍またはそのほかの物を除去すること
そうよう 掻(瘙)痒 かゆみ
そくがい 側臥位 横むきに寝ている状態
そくしょ 足 蹠 足の裏
そくせん 塞 栓 血管内腔がつまること
そけいぶ 鼠径部 下肢のつけ根の部分
そしゃく 咀 嚼 かみくだく
そせい 蘇 生 生き返ること
だっきゅう 脱 臼 外力のために関節がはずれること
だっそ 脱 疽 四肢末端が壊死に陥って脱落するもの
たんでき 耽 溺 モルヒネの慢性中毒の場合などにみられるように,連用している薬物に対して激しい欲求をあらわす状態
ちくでき 搐 搦 腱を外からの力で突然伸展すると,その間に筋が不随意的,リズム的に収縮をくり返す現象
ちょうよう 貼 用 はりつけて用いる
つつがむしびょう 恙虫病 リケッチヤ・オリエゾターリスを病原体とする地方病で夏に多く高熱・頭痛でリンパ腺が腫脹する
ていねいすい 聹水 耳垢水,耳垢を柔らかくして取りやすくする薬
てきせいおん 笛声音 笛をふくような音
てきしゅつ 剔 出 えぐりとること
てきじょ 剔 除 とりさること
てんかん 癲 癇 急にひきつけ意識を失う発作性の病気
とうかん 盗 汗 ねあせ
とうそう 凍 瘡 しもやけ
とくとう 禿 頭 頭がはげること
としゃ 吐 瀉 はきくだし
とんし 頓 死 急に死ぬこと
にくが(にくげ) 肉 芽 創がなおる時に盛んに増殖していく若い結合組織
にょうへい 尿 閉 尿が膀胱に充満しているのに,尿が出ない状態
にょうろう 尿 瘻 正常な尿道口以外から尿が出る状態
ねんざ 捻 挫 関節が挫傷すること,関節が瞬間的に接続をはずし,またすぐ正常に戻ること
ねんちょう 粘 稠 ねばねばした状態
ねばつおん 捻髪音 指の間で毛髪をこするときにでるような音,または純塩を火中に入れたときに発するような音
のうきょう 膿 胸 胸膜腔に膿の貯留した状態
のうしんとう 脳震盪 頭の外傷で,瞬間に意識を失うこと
のうほう 膿 疱 中が化膿している水疱のこと
はくり 剥 離 器官や組織の癒着しているものをはがすこと
ばくりゅうしゅ 麦粒腫 ものもらい
はんこん 瘢 痕 きずあと
はんそう 煩 躁 もだえ苦しんでいる状態で煩は自覚症,躁は手足をしきりに動かし苦しむこと
はんぱつせい 汎発性 全身的に作用の起ること
びじゅう 糜 粥 十二指腸に送り出される前の半液状の胃内容物
ひふくぶ 腓腹部 ふくらはぎ
ひぶんしょう 飛蚊症 目前に蚊が飛んでいるように見えたり,白いものを見ると1点だけ黒く見える症状
びまん 瀰 漫 全体に広がること
ひょうそ 瘭 疽 手足の指に起る結合組織の急性化膿性の炎症
びらん 糜 爛 水疱,胆疱が破れた後に生ずるただれ
ひんにょう 頻 尿 排尿回数の多いものをいう
ひんみゃく 頻 脈 脈拍数が多いもの,成人で1分間100以上の場合
ふくがい 伏臥位 うつぶせにねた体位
ふくちゅうらいめい 腹中雷鳴 お腹がゴロゴロ鳴る状態
ふしゅ 浮 腫 むくみ
ふんごう 吻 合 ぴたりとあわせること
へいそく 閉 塞 ふさがってしまうこと
べんち 胼 胝 たこ
ぼうすいじょう 紡錘状 糸巻きの形
ほうそう 疱 瘡 天然痘
ぼざい 補 剤 体力を補うことを目的とした薬
はつねつ 発 熱 体表の熟
みらい 味 蕾 舌の味覚神経の末端
ゆうぜい 疣 贅 いぼ
ゆごう 癒 合 傷などが癒えて,傷口がふさがること
ゆちゃく 癒 着 粘膜と漿膜が線維素でくっつくこと
よう 毛のう,脂腺の急性化膿性炎症
らくせつ 落 屑 皮のはがれ
りかん 罹 患 病気にかかること
りきゅうこうじゅう 裏急後重 痛みが伴った頻回の便意をもよおすが,排出が困難なこと,しぶり
りゅうぜん 流 延 よだれがでること
りゅうるい 流 涙 涙の過多な,異常な流出
れんしゅく 攣 縮 ただ一回の刺激でおこる筋の短い収縮のこと
ろう 病的にできた細い気道(たとえば尿痕,糞痕など)
ろうこう 瘻 孔 組織内に生ずる異常管孔,絶えず膿が出て閉鎖しない
ろうそう 狼 瘡 結核性の皮膚炎
わんきょく 弯 曲 まがること

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