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設紹介ー城北支部

医療法人社団中央白報会 白報会王子病院

住所 東京都北区王子2−14−13
TEL 03-3912-6611
病床数

【当院の概要】
 白報会王子病院は1950年に貴家(サスガ)病院として開業しました。のちに医療法人社団貴友会王子病院に改名、2015年より医療法人社団中央白報会 白報会王子病院として北区王子で診療を行っています。当院は、内科、腎臓内科、外科、整形外科、眼科、皮膚科など標榜科目18科を有する112床の病院です。また人工透析50床を有しています。『地域から信頼される患者さん中心の医療を実践する』を基本理念に中小病院として高齢化が進む地域で、在宅医療も含め、医療の充実と貢献に努めています。
 白報会ではこのほか多くの在宅診療所、総合クリニック、介護施設、産後ケア施設、美容ケア施設を展開し、地域社会への貢献や医療、介護、福祉の総合的なサポートの提供に取り組んでいます。

【薬剤部について】
 薬剤部は、現在4名の薬剤師で業務を行っています。別に医薬品と医療材料などを一元的に管理する部門(院内 SPD 1.5名)があります。
 主な業務は入院調剤(内服・注射)、持参薬鑑別・管理、薬剤管理指導業務、一部病棟薬剤業務、医薬品情報業務、院内製剤業務、一部外来調剤などです。薬剤師数が少ないため調剤関連業務のウエイトが高くなりがちですが、全員が業務のほぼすべてを行えるようにし、1日を時間で区切って色々な業務に取り組めるようにしています。
 病棟薬剤業務では、持参薬鑑別から薬剤の使用と管理、腎機能評価を踏まえた院内処方への切り替えや新規処方の確認、また術前術後の薬剤管理などに特に重点を置いて取り組んでいます。薬剤師がすべての持参薬鑑別を行うため、医薬品に関連した様々なインシデントが起きないよう病棟(2病棟)ごとに担当者を決めて介入しています。中小病院の特徴である医師や看護師との距離の近さを活用し、できるだけ病棟に足を運び病棟薬剤業務や患者への服薬指導に時間が使えるよう、薬剤部内での業務を進めています。
 現在は電子カルテが導入されていませんが、今後導入する予定があるため、薬剤部内のシステムとの連携を有効に活用し、引き続き薬剤師業務の効率化や質の向上を図っていきます。中小病院で人員は限られていますが、薬剤師としてできることを常に考えながら医薬品の適正使用、患者の安全管理のために業務に取り組んでいきたいと思っています。

住所 東京都北区王子2−14−13
TEL 03-3912-6611
FAX

馬区

公益財団法人東京都医療保健協会 練馬総合病院

住所 東京都練馬区旭丘1−24−1
TEL 03-5988-2200
病床数

 練馬総合病院は昭和23年、地域によい病院が欲しいという地域住民の情熱によって100床の病院が設立されたのがはじまりです。名実ともに、地域住民による、地域住民のための、地域の病院で、理事、評議員の過半数が地域住民です。平成3年、現院長が就任し、「職員が働きたい、働いて良かった、患者さんがかかりたい、かかって良かった、地域があって欲しい、あるので安心、といえる医療をおこなう」を理念として、組織を再構築し、医療の質向上に努め、国民の保健向上に必要な医療を実践し、地域医療を担う中核的病院として貢献することに努めています。
 現在まで日本医療機能評価機構の病院機能評価の認証を5回更新しました。当院では情報技術を活用し、情報共有・連携を図り、質を向上させ、信頼性を向上させ、安全を確保する、その結果として経営に貢献するとして、平成8年から、医療の質向上(MQI:Medical Quality Improvement)活動を開始し、総合的質経営(TQM:Total Quality Management)の実践に努めています。職種横断的なチーム編成による MQI 活動により日常業務の問題を改善することが定着し、職員間で風通しの良い関係を構築しています。
 薬剤科 MQI 活動では、各種プロトコル(持参薬・疑義照会・周術期・検査など)作成、ポリファーマシー対策、全ての退院時カンファレンスに病棟薬剤師参加、かかりつけ薬局へ薬剤管理情報提供書発行など、院内各職種の協力を得て、新規業務に取り組んでいます。臨床検査科との連携では院内血液培養中間報告(グラム染色結果)を主治医だけでなく、感染担当薬剤師・病棟担当薬剤師に即時に情報発信してもらい、抗菌薬適正使用に活用しています。医療安全では、インシデント分析でRCA(根本原因分析)を活用し、薬剤事例では医師・薬剤師・看護師等の関連職種で原因と対策を検討しています。
 10数年ほど前は薬剤師7名、助手1名の薬剤科でしたが、業務の幅が広がり、現在は薬剤師16名、薬剤助手2名です。病棟に複数の薬剤師が常駐して病棟薬剤業務を実施し、糖尿病、NST、化学療法、感染制御などのチーム医療にも積極的に参加しています。
 院外処方せん発行率は約97%、検査値を院外処方箋に表記して、3ヵ月ごとに保険薬局薬剤師も参加する「検査値を活用した疑義照会勉強会」を開催しています。外来がん患者指導管理ではお薬手帳に化学療法レジメンを貼付して、患者さんだけでなく保険薬局ともレジメンや副作用の情報を共有しています。
 今後も他職種と協働するチームで、さらに薬学的管理を実践し、地域保険薬局と連携して患者さんの薬物治療に貢献します。

住所 東京都練馬区旭丘1−24−1
TEL 03-5988-2200
FAX

並区

社会医療法人 河北医療財団 河北総合病院

住所 東京都杉並区阿佐谷北1−7−3
TEL 03-3339-2121
病床数

病院のあゆみ
 河北総合病院は、『河北病院』として1928年5月に元日本医師会副会長だった河北真太郎が創立しました。当初は病床数30床、内科・小児科の個人病院でしたが、1957年に総合病院の認可を取得し、1965年には「特定医療法人 河北総合病院」として幅広い診療科を持つ総合病院になりました。1971年附属高等看護学院を開設。1978年50周年の節目に「医療法人財団 河北総合病院」に改称。1988年現理事長の河北博文が5代目の理事長に就任し、同年臨床研修病院の指定を受けました。その後、社会医療法人 河北医療財団として、健診・透析・ケア24・リハビリステーション・分院・介護老人保健施設などと次々に新たな施設や病院を新設し、幅広く地域医療・健康増進事業などを展開しています。
2006年に地域医療支援病院の承認を受け、現在では杉並区内で最大のベッド数407床・標榜科目52科(分院含む)を持ち、職員数約3,000名(非常勤含む)と大きく成長しました。
理念は「社会文化を背景とし地球環境と調和したよりよい医療への挑戦」を掲げています。

薬剤部門の紹介
 薬剤部門の理念「地域の人々の期待に応える薬剤業務の推進」を実践すべく薬剤師28人、事務員3人、委託職員5人で河北総合病院ならびに分院の薬剤業務に当たっています。平均年齢33歳と若い薬剤師が多く、笑顔あふれる日常の中に医療者としての厳しさが同居しています。病棟薬剤業務は早い時期から取り組んでいたため、薬剤師が病棟にいる風景は自然で医師や看護師など他職種との垣根はとても低い環境です。退院時薬剤指導は必ず薬剤師が介入し地域薬局とのつながりを途絶えることなく実践しています。がん薬物療法においては連携充実加算を届出し、がん治療が地域薬局においてもスムーズに継続して行われるよう取り組んでいます。
財団が運営する関連施設の薬品管理を担っていることも特徴です。

新病院建替えに向けて
 2024年秋の開院に向けて準備を進めています。地域のがん治療ならびに救急医療の拠点として、私たちは2050年の超高齢社会と人口減少を見据えた新しい薬剤部門を目指し人材の確保に着手しています。「人材が育つ」環境を作るためにまず、「認定専門薬剤師取得の推奨」「子育て支援」「心理的安全性の確保」に取り組んでいます。

住所 東京都杉並区阿佐谷北1−7−3
TEL 03-3339-2121
FAX

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