施設紹介ー多摩東支部

独立行政法人国立病院機構東京病院

住所	東京都清瀬市竹丘3-1-1
TEL	042-491-2111
病床数	522床

【当院の概要】
　当院は，東京都の北多摩地区，清瀬市の南西部に位置し，昭和14年創立当時の武蔵野の雑木林を今も残す自然環境を有し，病院構内には花と緑が多く，療養には最適の環境にあります。また，エイズ拠点病院，地域災害拠点病院，二次救急医療機関（東京都地域救急医療センター指定），地域医療支援病院，東京都がん診療連携協力病院（肺がん），東京都難病医療協力病院，東京都アレルギー疾患医療専門病院，新型コロナ重点拠点病院などの指定を受けています。さらに結核を含めた呼吸器疾患を中心とした国や都の政策医療分野の基幹施設としての役割のほか，肝疾患に関する専門医療施設等としての役割を果たすとともに，緩和ケア，リハビリテーションなどの機能を併せ持った，急性期，回復期，慢性期の疾患に対応できる地域医療を支える中核病院です。
【薬剤部（薬剤科・薬局）について】
　病院概要に記載しましたとおり，当院の薬剤師は，急性期，回復期，慢性期の疾患を有するさまざまな状態の患者さんへの対応が求められます。すなわち，急性期における薬物療法だけではなく，回復期，慢性期での薬物療法についても理解しなければなりません。加えて，医師，看護師，メディカルスタッフ，事務職員をはじめとする当院の全職員，近隣地域における医療従事者と連携を図りながら，最善の薬物療法を提供すべく，責任をもってチーム医療に参画する必要があると考えています。
　薬剤部では，薬剤師18名，クラーク１名の合計19名で，対物業務である調剤業務，注射業務，抗がん薬混合調製業務，製剤業務，医薬品管理業務，医薬品情報管理業務など，対人業務である病棟関連業務（薬剤管理指導業務・病棟薬剤業務），外来化学療法業務，入院サポートセンター業務，チーム医療への参画などを行っています。また，外来がん治療における病薬連携として連携充実加算の算定を行っており，外来がん化学療法の質を高めることに努めています。当院の薬剤師の全員が対物業務，対人業務を兼任しているため，常に医薬品の品質と情報を全員が把握することで，患者さんや家族，医師，看護師などをはじめとするすべての医療従事者に対して，薬の専門家として対応することを心がけています。
　患者さんは常に病気と向き合っています。薬剤師もチーム医療の一員として，一人でも多くの患者さんの薬物療法に貢献し，患者さんや家族，また多職種から「薬のことは担当薬剤師や薬剤部に相談しよう」と信頼されるよう努力しています。
　もしご興味があれば，薬剤部のホームページをご覧ください。
　https://tokyo-hp.hosp.go.jp/bumon/yakuzai/index.html