部会・委員会
薬務薬制部病棟業務整備小委員会
当委員会は、平成11年 細田順一会長の時代に、一般市民への病院薬剤部の職能(特に薬剤管理指導業務)のアピールと薬剤管理指導業務届出率・実施率向上、薬剤管理指導業務の実態把握を事業計画として、「薬剤管理指導業務推進実行特別委員会」という名称で発足しました。平成14年度より、これまでの特別委員会から「薬務薬制部病棟業務整備小委員会」に変更となり、現在に至ります。これまでに「薬剤管理指導業務のためのケアワークシート作成の手引き」作成や、パネルディスカッション、ワークショップの企画・運営などを行ってきました。平成24年度の診療報酬改定では病棟薬剤業務実施加算が新設されたことから、同業務のさらなる推進や、新人教育や人材育成などを中心にパネルディスカッションを開催しました。
当委員会では、委員同士による多施設共同研究「東京都におけるポリファーマシーの現状調査」も行っており、平成28年11月に研究会を開催しました。その後、研究成果としてGeriatrics & Gerontology International誌にタイトル「Association between polypharmacy and clinical ward pharmacy services in hospitals in Tokyo」、American Journal of Therapeutics誌にタイトル「Polypharmacy in >75-year-Old patients on Admission to Tokyo-Area Hospitals」として論文発表をしております。
当委員会が所属する薬務薬制部は、病院薬剤師の業務を考える東京都病院薬剤師会常置部会です。平成30年10月には、薬務薬制部、臨床試験推進小委員会、ファーマシーマネジメント小委員会、社会保険制度小委員会で活躍されている4名の先生方を招きジョイントシンポジウムを企画いたしました。その後は定期的に研究会を企画しています。
新型コロナウイルス感染拡大により対面式の研究会が延期となりましたが、令和2年11月よりWeb配信型研修会を開催しております。
今後も病棟業務に関連する魅力ある研究会を企画いたしますので、会員の皆様のご参加をお待ちしております。
薬務薬制部ジョイント(病棟業務整備小委員会 企画担当) | ||
開催年月日 | テーマ | 参加人数 |
平成30年10月16日 | シンポジウム 病棟業務のロマンと現実-過去、現在そして未来を4つの視点で斬る- |
63名 |
令和3年7月14日 | 研究会(Web配信) 医師の働き方改革を進めるためのタスク・シフト/シェアの推進について ~いまさら聞けない薬剤師としてのキホン~ |
80名 |
令和3年11月17日 | 研究会(Web配信) 薬剤使用期間中の患者フォローアップについて考える ~いまさら聞けない薬剤師法第25条の2について~ |
61名 |
令和5年1月11日 | 研究会(Web配信) 今更聞けない基本の 「き」 手術室への薬剤師の関わり方について考える |
83名 |
病棟業務整備小委員会企画 | ||
開催年月日 | テーマ | 参加人数 |
令和元年10月10日 | 研究会 押えておこう、救急診療対応時のピットフォール ~今更聞けない薬剤師として知っておくべきキホン~ |
63名 |
令和2年11月18日 | 研究会(Web配信) 医薬品間相互作用、健康食品・サプリメント 医薬品間相互作用について ~いまさら聞けない薬剤師としてのキホン~ |
87名 |
令和3年7月1日 7月5日 | ワークショップ(WEB配信) 病棟業務の困りごとを分かち合おう ~みなさん困っていますか 一緒に語り合いましょう~ |
7/1 14名 7/5 11名 |
令和4年11月17日 | 研究会(Web配信) 若手からマネージャーも必見! 病棟薬剤業務のこれからを考える ~他の医療スタッフの生産性と付加価値の向上につなげるために~ |
25名 |
(薬務薬制部病棟業務整備小委員会 委員長 城田幹生)
お問い合わせ
ご不明点等ございましたら、本会までご連絡ください。【対応時間】平日10:00~16:00
電話でのお問い合わせ
03-3499-3388メールでのお問い合わせ
info@thpa.or.jp
お問い合わせフォームへ