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会・委員会

専門薬剤師養成部精神科専門薬剤師養成小委員会

精神科医療は、精神科病床の機能分化が見直され、地域医療連携も進められており、薬剤師は入院中の治療から退院後の生活においても、薬物治療の専門家としてチーム医療の一員として活躍することが求められています。入院治療に加え、地域において自立した社会生活を行うことを目的とした薬物療法を目指すためには、高度な知識と技術と多くの臨床経験が必要となります。
精神科専門薬剤師は、精神疾患の病態と抗精神病薬の特性を理解し、精神科薬物治療が安全かつ適切に行えるように、患者個々の症状や状況に合った薬物療法を医師、患者の双方に提案できることが求められています。また、精神疾患の病態と患者特性を十分理解し、患者との良好なコミュニケーションができ、薬物療法について話し合うことができることも必要です。
そこで、本小委員会は、精神科専門領域薬剤師養成研究会を年5回、精神科薬物療法学術研究会を年2回開催しております。
研究会では、主要な精神疾患について取り上げ、講義においてその疾患の特徴や薬物治療および最新の知見について学び、ワークショップの症例検討では、薬物療法だけでなく、介入方法等について他施設薬剤師とのディスカッションを通してスキルアップを図ることを目的としております。Aコース(アドバンスコース)、Bコース(基礎コース)ともに同日開催ですが、コースをわけて行っておりますので、精神科で勤務している方、精神科を主に担当していないが精神科を勉強したい方、それぞれが満足して頂けるよう企画しております。
学術研究会では、精神科領域でのトピックスを講義形式で行っており、幅広く精神疾患を理解して頂けるような講演を企画しております。

(専門薬剤師養成部精神科専門薬剤師養成小委員会 委員長 高橋結花)

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