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会・委員会

専門薬剤師養成部高齢者薬物療法領域薬剤師養成小委員会

超高齢社会における高齢者の安全な薬物療法の実践という社会的な重要性から、令和元年に高齢者薬物療法領域薬剤師養成小委員会は立ち上げられました。
目的:高齢者の特徴に配慮したより良い薬物療法を実践するための基本的留意事項を学び、処方見直しの基本的な考え方など臨床応用できる知識の修得を目指します。1年間4回、平日夜間に研究会を開催し、薬剤師としての専門性を活かした高齢者薬物療法への関わりをともに考えていく場とします。
1)加齢に伴う生理的な変化、腎機能の変化による薬物動態や薬物反応性についての知識を深める。
2)多職種が関わる高齢者薬物療法において、薬剤師の役割を考える。
3)施設間でポリファーマシー対策の関わり方を交流しあい、新たな活動の一歩とする。
4)症例検討を通し、症例から学び取る力を養う。
5)処方見直し、処方提案の実践力を身につける。

研究会の主な内容
●講義形式:
1)高齢者医薬品適正使用指針 (ポリファーマシー対策含む)
2)認知機能評価と服薬管理
3)高齢者と嚥下機能障害の薬学的支援
4)高齢者と生理機能・腎機能に基づく処方設計
5)疾患領域(高齢者の高血圧治療,糖尿病治療,耳鼻咽喉科領域,など)
●ディスカッション:自身でポリファーマシー対策模擬症例を作成し、適正な高齢者薬物療法を考えます。
当委員会は、高齢者薬物療法に関わる全般的な専門知識を習得し、チーム医療に貢献できる薬剤師の育成を目指しております。委員一同、力を合わせて、高齢者薬物療法に貢献する薬剤師の育成に努めて参る所存です。
(専門薬剤師養成部高齢者薬物療法領域薬剤師養成小委員会 委員長 金内幸子)

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